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2009年年頭

念頭に際し、皆様の益々のご発展をお祈り致します。

昨年後半から景気が急速に冷え込み、3月期決算においては、

トヨタ自動車など自動車関連企業をはじめ、

そうそうたる大手企業が軒並み業績の下方修正を公表しています。

この状況は、2009年度において益々悪化する傾向にあるとも言われています。

このような時期は、原点に立ち返り、

活動(業務)を抜本的に見直す良い時期でもあります。

例えば、活用できないデータの収集など、

管理という名の元に付加価値を生まない行き過ぎた管理システム、

堅実な努力より外部要因に左右される評価基準を元にした成果主義、

ライン作業や事務作業を派遣人材に頼り

机上のノウハウになったオペレーションシステムなどの経営手法を見直し、

本来の組織活動を再構築する必要があります。

 私どもは、皆様の原点に立ち返ったシステムを

構築するための支援を惜しみません。

本年も一層の努力をしてまいります。

何卒、ご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。

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システムの捉え方の基本

 今日のように、売上が減少すると、管理間接(ホワイトカラー)部門の見直しが必要になります。ホワイトカラーの生産性や様々な業務システムの設計・改善において、対象となるシステムの基本的な捉え方は、G.ナドラー博士が提唱するワークデザインにおけるシステムの捉え方が参考になります。

ワークデザインでは、システムの構成要素として、

1.目的:システムの存在意義(存在価値)

2.アウトプット:システムによって作り出される目的に合ったもの

3.インプット:作り出すために必要な基本的な、

4.人的媒体:システムの機能(手続き)を実行するために必要な人材的資源

5.物的媒体:システムの機能(手続き)を実行するために必要な物的資源

6.情報媒体:システムの機能(手続き)を実行するために必要な情報資源

7.メソッド:システムの機能(手続き)を実行する方法

8.環境要因:システムを取り巻く前提条件、制約条件などを含む環境

8つを挙げています。

これらを元に、要求される様々な視点で各要素を点検すれば、洩れなく対象とするシステムを捉えることができます。システムを捉える経営的な切り口としての視点には、

1.コスト:目的に合ったアウトプットを見出すために掛る様々な費用

2.品質:目的に合ったアウトプットの品質に関する要素

3.納期:目的に合ったアウトプットのタイムリーな排出に関する要素

4.安全:目的に合ったアウトプットそのものの安全とそれを見出すための手続き上の安全に関する要素

5.環境:目的に合ったアウトプットそのものの環境への影響とそれを見出すための手続き上の環境に関する要素

6.リスク:目的に合ったアウトプットそのもののリスクとそれを見出すための手続き上のリスクに関する要素

などがあります。これらの視点とシステムの要素をマトリックス(二元)に配置し、交差するコアにおいて現状とあるべき姿を検討すれば、システムの問題(ギャップ)を網羅的に捉えることができます。

 以上、システムの基本的な要素と捉え方のイメージを述べました。次回は、具体的な内容に少し触れます。

by RMS(リッチマネジメントシ ステム)代表 尾嶋

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