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目的を軸にした業務再構築について

今回は、目的を軸にした業務再構築の手順の概要について考えます。

今日のような経済状況においては、早急にスリム化を図りたいところですが、拙速は将来の糧をも切り落とし兼ねません。残せるものは残し、切れるものは切るという判断において軸となるものは目的です。

今回示す手順は、目的の体系(業務の目的から組織の目的への繋がり)を整理し、上位目的の排除・結合・組み換えなどにより、目的そのものを見直します。その結果、排除された目的に関連する業務は検討することなく廃止し、目的が結合した業務は新たな目的を達成する業務に再構築します。

再構築する業務と既存の業務に関しては、目的の重要度から使える資源(人的資源や物的資源)の目標を設定し、目標とする資源で目的を達成する業務処理方法の再構築を検討します。

    現在の業務について、業務に最も近い目的を定義します。

    定義した目的の上位の目的を定義し、目的の体系(ないしはリスト)を作ります。

    目的の体系と業務体系(ないしはリスト)を関連付けます。

    上位の目的から目的排除(排除・結合・組み換え)の可能性を検討し、目的を再構築します。

 排除できる目的を持つ業務は排除し、再構築が必要な業務と既存の業務が残ります。

    残った目的は、その重要度(先行後続と類似の整理)という視点から重み付けをします。

    重要度の高い順に目的を並べ、それぞれの目的に業務を関連付けます。

    業務に費やしている時間やコストを整理し、目的単位で集計します。

   重要度の高い目的から順に、時間とコストが目的の重要度に見合うかどうかを判断し、適切と思われる時間とコストの資源配分を決めます。

    目的ごとに目的を満足するアウトプットの姿と業務処理機能を決めます。

    目的を満足するアウトプットの姿を元に、各業務に求める処理機能とアウトプットを決めます。

 目標を達成する業務となるように再構築(ないしは改善)を検討します。

【再構築(ないしは改善)における主な検討ポイント】

  アウトプットに最も近いインプットを探究(ないしは構築)します。

  インプットからアウトプットに至る最適な基本プロセスを検討します。

  最適な基本プロセスの目標とする資源だけで処理できる手段を検討します。

  選択された手段で業務処理方法を設計します。

など

※①からの検討において、目的の重要度の高い順から時間とコストを積み上げ、資源配分のボーダーラインを決め、その前後での目的の取捨選択を通して、業務の再構築を行うことも可能。

質問に関しては、RMSホームページからお問い合わせ下さい。

by 尾嶋 繁

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